⇒ 保管No-083 bakuのブログ 旅の道草(037) 山川~西大山駅~枕崎 (ameblo 2016.11.17 掲載) 2016.11.18掲載 山川~西大山駅~枕崎へ(2016.9月下旬・鹿児島旅行より) 薩半島最南端の岬の長崎鼻を後にして、山川港手前の高台に差し掛かります。 対岸の大隅半島から立ち上るような群雲に気を引かれて……。 ただの通りすがりですが、何となく指宿フェニックスホテルを撮りました。 山川駅で停止中の列車を写真に収めます。鹿児島中央指宿間は約30分毎ですが、山川より先の西大山駅となると、かなり運行本数が少なくなります。 山川港にて… “せごどん” メモと、ちょっとジジ放談。 西郷さんはこの山川港から島流しとなりました。一度目は幕府「安政の大獄」の追及から匿われた奄美大島への島流しでしたが、二度目は久光公の不興を買い徳之島から更に沖永良部島に遠島になり、吹き曝しの牢獄生活は過酷だったそうです。 島の役人の助けがなければ、本当に命が繋がらなかったと言われます。この時西郷さんは、尊攘派僧月照入水事件で生き残った事も合わせて、天命により生かされていると悟ったのだとか……。 “金も要らぬ、名誉もいらぬ、命も要らぬ人は始末に困る……” 西郷南洲遺訓のこの言葉は、西郷さんが山岡鉄舟を言い表した言葉だそうですが、その実西郷さん自身の気概を含んだ言葉なのでしょう……。 西郷さんは二君にまみえずとして、斉彬公の薫陶に有る我が信ずる道を歩くのみ。命有る事も、また尽きる時も、即ちそれを天命としたものでしょうか。やはり、西郷さんは凄い人のようです。 そして……、その西郷さんまでを求めませんが、ようやくこの時代にも私利私欲の無い改革者としてのリーダーの出現を見る思いでいます。橋下氏の出現がそれで、第二章が小池氏で有って欲しいと思うのです。 そこで、ちょっとした愚痴と希望があります。 現政権党は中福祉中負担ですと言っているようですが、現実は低福祉に向かい中負担いや負担増になりつつ、無理を続ければ財政赤字を積み上げるばかりで、先に有るのは失われた〇〇年を繰り返すばかりの様な気がします。 もうそろそろ社会の在り方として、高福祉高負担(※現行の政治・行政には厳しい条件付きで。また社会構造として、非正規雇用を縮小し中間層の大幅増を核とするセットで)に、この国の将来の理想を説く政治家の出現を一生活者とし期待したいのですが……。 政治家でこの長所を詳らかに語る人がいないのは、やはり私の頭がガラケイで時代遅れなのでしょうか……。 一長一短を議論した上でこの意見が少数派であれば、それは多数意見を尊重するのが当たり前とするけど、一度くらい国を挙げての大議論にして欲しいと思うのです。 メモなるものが長くなりすみません。では話しを旅に戻します。 JR日本最南端の西大山駅 遂にやって来ました。JR日本最南端の駅、指宿枕崎線の西大山駅です。 (※日本最南端の駅は沖縄ゆいレール赤嶺駅ですが、普通軌条の鉄道としては日本最南端の駅だそうです) 「幸せを届ける黄色いポスト」あなたの “想い” を送りましょう。 愛・幸福・感謝・絆をJR本土最南端駅にある黄色いポストから、友人・家族・恋人に愛が沢山詰まった手紙にして送ってみませんか! …… ポストは語り掛けているけど、今知ったばかりだし。(※向いの店舗で葉書を買えます) しかし、意表を突かれたというか。普段気儘を決め込んでいる僕だけど、絆を問わればそりゃあ平気じゃいられない。でも何で、ここにポストが有るの!? 何で僕がここに居るの! ポストがあるから僕が来た。僕が来るからポストは有った。余計分かりにくくなってしまった。 |