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           桑原縛逐『だろう話のじじ放談』のページへようこそ    




























                                  

2014.11.19(水)更新
 年末解散総選挙!何それ!!
最近気が付いたのですが、高速道路のETC割引いつの間に・・・通勤割引50%→5% 土日・祝祭日割引50%→35% に、なっていたんですね。2013.12.20国交省から高速道路料金の調査報告書が出され、2014.04.01から新料金になっています!!これは怖いお目付役の猪瀬前都知事の、例の徳洲会からの借用問題のどさくさに紛れて、国交省とネクスコ各社で決められたの!?官民の○○・・・政の関与は!?当然ありませんよねぇー。
ところで!今度は年末に今更問う必要のない解散総選挙ですか!?おまけに、財界に賃金値上げのお願いまでして!!これって、大企業様先に法人税減税を行いますから私に協力をしてください。それに政治献金の方もよろしくお願いします。と聞こえるのですが・・・本来のあの党の体質にもう戻っちゃった。
企業の社会貢献も我々市民と同じように税金を払って何ぼでしょう。やれ税率も外国並みとか言って、現状を見ればなおさら企業の利益が社会より優先されるべきではないのでは。じゃぁ、つい先日まで取り沙汰されていた2重3重行政問題は、外国でも特に合理的な西洋社会にこれを野放しにする体質が有るでしょうか。
ですよねぇー、やはり日本特有の村社会の文化が関係しているような気がします。勿論大企業も社会の一員、村の単位ですからあの党の企業利益優先はそれとして、だからこそ対極に合理的な社会制度の確立を確実に出来る新しい勢力を育てることが、村社会のいい面も極めつつ絶対未来志向の現実として必要だと私は思うのです。
西の方に、規模は.小さくても行政改革を断行した勢力があります。私は大きな政府、高福祉高負担を希望ます。最終目的は若干異なりますがますが、それは先の話として先ず無駄をなくす事が先決だと思うのです。(改革は首を切るのではなく人員削減は緩やかに、あくまでもシェア精神で、給与体系は民間の平均を意識したものに)
過去最大の赤字財政で結果膨れ上がる借金の山。そして体質だけは保持しようと、インフレの貨幣価値の下落と増税で、帳尻を合わす狙いは依然変わらぬまま。またマネーサプライを刺激するバラマキ政策が付け焼刃と相場が決まった今、やはり堅実を求めてから再出発を考えた方が善策のような気がします。
膨らむ社会保障費、それは分ります。総理、増税見送りは撤廃ではなく2017年度へ先送りしただけですよね。先送り先延ばしは増税断行より始末が悪いですよ。失われた20年の反省でもあったはずです。ですから、本当はその前にすることが有った筈ではありませんか。この本末転倒は、失われた30年・40年と未来でも、また言わせるつもりですか。
よって早急に無駄のない行政の仕組みを作り、また政治家は定数を削減して、選挙にお金の掛からない制度を新たに築けば、議員報酬削減だって問題ないでしょうし、むしろ積極的にその姿勢を天下に示し、その上で社会に安心・安全を約束してから増税して解散総選挙として欲しいものであります。これはやはり、西のあの勢力を軸にしないと無理の様な気がするのですが・・・
以上、新橋の赤提灯で酒も飲まずに言いたい放題、言論の自由系お気楽オヤジがそうだろうと、素人考えで恐縮ですがだろう話で思うわけであります。では、失礼しました・・・


2014.08.21(木)更新
 このままでいいの!財政赤字と若者の非正規雇用!!
こないだ、麻婆豆腐を作ったんです。丸美屋の大辛花椒付きというので、別に牛豚合挽きのひき肉と長ネギの微塵切りをたっぷり加えて、勿論豆腐も入れないとね。味はバーミヤンより美味しいかも。もっとも私の友人に料理の達人がおりまして、彼のように豆板醤・甜麺醤を使って本格的に作る人もいるから、私がこれは旨いと言っても本格派には却下されてしまいそうですけどね。でも本当にうまいんですよ。
ところでですね。所得が減った私には、食材のこのところ値上がり少しきついかな。まだ確定ではないといっても、消費税は来年4月から10%でしょう。プライマリーバランスとか言うなら、総理の前政権時代、行政の無駄をなくし23重行政、それに天下りや渡りの官僚システムにメスを入れるなんて言っていたはずなのに。それはもう解決済みなんのしょうか。
アベノミクス・成長戦略はいいとしても・・・経済が持ち直しても、先に訪れる不況時に膨れ上がった財政赤字でまた大騒。そうなれば同じことの繰り返しで、また経験が活かされない結果に。だのに今年消費増税しながら過去最大の赤字予算を組んで、財政の収支のバランスが先に取れる見込みあるのですかね。消費税は10%どころでなく、将来外国並みに上げるぞという暗示に取れるし、先に高福祉高負担(←私は賛成※行革必須条件で)を選択肢とするならまだしも、後手後手の先延ばしに付けを回せば、そんな悠長な話しもできない状況になる気がするんですけど。

 重複しますが自由経済である以上、この先大きな不況は必ず起こるわけでしょう。その時、莫大な借金に膨れ上がっていたらと思うと、私の様な素人でも何か空恐ろしい不安を感じるのですが・・・専門家は貿易収支外の利ザヤが有るから、日本の信用は簡単に崩れないと言うけれど、それも無制限ではないはずだし本当の円安に振れれば、第一義的に我々庶民の生活に打撃になる食材やガソリン・灯油の高騰は免れませんよね。
また輸出が増えたとしても、この時とばかりに外資が日本企業の株式保有率を戦略的に高め、日本的経営が損なわれ利益の社内・社会還元より経営配当重視、引いては連鎖的に格差の助長に拍車を掛けないか不安になります。結果一部を除き、働けど働けど我が暮らし楽にならずというのも・・・
やはり苦労はお互い様で、格差の幅が日本人的に適正と思える社会風土がいいですよ。それでなくとも、非正規雇用制で所得格差が広がる中、不正受給の排除以外やってはいけない社会保障費の削減ともなれば、社会に暗い凄惨な事件が多発する事態になりかねません。それに世代間格差だって、年金支給の先延ばしだって、何だかそれ自体が先延ばしのつけみたいです。原因が少子化であれば20年も昔から言われ続けているのに、目立った手当もできていない。
せめて世代間格差という言い方を止めて、団塊世代の年金受給者の比率が多くなる期間をどうしのぐか、暖かい対話の議論にして欲しいですね。また今の若者が年金受給者になった時、利率の良い年金がもらえるように、老若のバランスの良い社会を実現できるよう、今から施策するのが生きた政治だと思うのですけど。
私は団塊の少し後の世代ですが、思い返せば我々の入社当時の月給なんて本当に安かったですよ。ただ終身雇用制で、特にしくじりが無く真面目であれば勤続年数と昇進で給料が増えていったし、自ら希望して独身を選ぶ人も少なかった。その後のバブル崩壊で、日当たりのよい窓際族から密室的追い出し部屋の表現差が示す通り、私達の世代も少なからず環境変化の影響を受けましたけどね。
業績の良し悪しは、あくまでも経営陣次第。終身雇用制は悪ではないと思うし、逆に愛社精神を育み日本人的には馴染みやすく、安定という環境で社会に温もりが戻れば自然に社会犯罪も減り、独身化の進む若者も積極的に家庭を持とうという流れに変わると思いますけどね。
よって、先ず若い人の非正規雇用をなくして、この国の将来に明るさを示して欲しいし、また総理には初志貫徹を忘れないでねと
・・・
僭越ですが、新橋の赤提灯で酒も飲まずに言いたい放題、言論の自由系お気楽オヤジのだろう話でそう思うわけであります。では、失礼しました・・・


2014.04.02
(水)更新
 政治家とお金!消費増税後も増え続けるであろう国の借金!!
みんなの党渡辺喜美代表のDHCからの8億円借り入金問題が各報道を賑わしていますね。貸し手のDHC吉田会長側の政治資金としての認識に対し、渡辺代表はあくまでも個人的借入金としていますが、前都知事の猪瀬氏の当時の釈明といいやはり何か不自然ですよね。収支報告の義務のない曖昧なお金にしたい理由は、勿論渡辺氏の求心力維持に使われことも予測され、またその一部を個人流用する目的と見られても仕方ありません。先の3億円は低利融資で、後の5億円は借用した事すら曖昧な融資など凡そ本来闇の中の政治家の錬金術を想像させるような話しで、他の政治家にも無縁でないように思えてしまいます。
かつて私は民主党が衆議院選挙で大勝が予想される中、その先の期待を込めて敢えて船出したばかりのみんなの党に投票しました。以来一貫して支持してきたので、政治の世界の当り前をまさかこの人に見せられたかと残念な気持ちです。言葉の含みの中に党首として公金以外にお金は必要とのニュアンスを匂わせていますが、裏を返せば渡辺党首独裁体制の維持を意味するものに感じました。結いの党が分裂したのも今考えると必然で、DHC吉田会長の突然の秘密の暴露も理由がその辺にあるように思うのです。
消費税8%が4月1日からいよいよスタートしましたね。全て社会保障費に充てられるわけですが、思い返せばほんの少し前ですが震災復興予算のとんでもない使われ方が指摘されました。その前には国家公務員の経費ずさん流用、そして何よりも阿部一次内閣で官僚制度改革をしなければ無駄遣いなくならないと、肝いりで行革担当大臣に就任したのが渡辺氏でした。私も渡辺氏に期待し志半ばで梯子を外されても、新党を立ち上げして理念を貫く姿勢を以来ずっと支持してきました。
改革の矛先は、予算を使い切るのに箱モノを造り、官僚の天下り先の特殊法人などに毎年莫大な維持費に予算を付けているなど、また逼迫する赤字財政の中二重行政三重行政も問題にしていました。ですからこの公務員制度改革が進まなければ全額社会保障費と言っても、さすがに箱モノ造りは自重してもまた新たな天下り先の特殊法人、ただ孫請けに仕事を丸投げするだけの必要のない中間組織を、彼らは当然のように作り続けるのは明白ですよね。予算の一部は我々の餌代とはばかり通るシロアリ村の事情は今も変わりは無いのでは。
そしていつの間にか現政権の阿部総理からも渡辺氏からも一言もこの事についての言及がありません。それにあれほど騒いだ増え続ける財政赤字問題も、やれ日本国債の価値がどうなるとか、今となっては民放もNHKさえ取り上げもしない。この国の将来を本気で考えているのか疑問になります。消費増税でとりあえず賄えるからもういいやですかね。箱モノだろうが丸投げだろうがお金さえ回ればいいやなのでしょうかね。
 例えアベノミクスが功を奏し程よいインフレに転じ景気回復しても、100%先に必ず不況に見舞われるわけだから、それを7年後とすればその時1000兆円を超えた財政赤字が1300兆以上に膨らむ可能性もあるわけですよね。それこそその時、日本国債の価値は下がり、金利が上がった分益々財政を圧迫し付け焼刃で消費税の更なるアップ、その時こそ本当の円安が進む負のターニングポイントとなり原油・その他輸入品(原材料・食材)の高騰と不況下の物価上昇で、今より一層進んだ格差社会で当然社会犯罪も増える中で、国民の多くの生活が混乱窮乏する事にならなければいいと思うのですが。またその危機に乗じて外国資本に主な企業が経営権を取られ、利益を海外に持っていかれる事態さえ起こりうるわけで、今の韓国の状況に似た社会矛盾に陥る危険性があるように思います。
世界の市場で高品質イコール日本オンリーの時代でもはやなく、貿易収支の帳尻から戦略的に考える方が現実的で、社会を支える国家財政も早く無駄をなくして、世界市場で戦える思想を官民・国民が共有し、日本人特有の全体秩序・利益の価値(安心安全社会)を生み出せる財政を考えるべきとしたいわけです。過去の栄光に何時までも囚われず早く身の丈に合った財政にしないと、本当の凋落が現実になるような気がします。私も含め忘れっぽい国民性が何より心配になり、今回もだろう話で恐縮ですが肝心な事を忘れてはいけないなと問いたい気分なのです。

2014.03.26(火)更新
 尖閣諸島の国有化は正しかったの?
Yahooで維新石原慎太郎代表が、民主党野田総理時代の尖閣諸島国有化を失敗と批判の見出しをつけていました。2012.11初版小説「箱庭の恋」付録の「だろう話しの爺放談」の中で、私も尖閣の国有化には反対と書きました。
今石原氏が言う通り都が所有する分には、中国の面子もある程度損なわれずに済むし、むしろ当時の野田総理が大人顔して、日本は法治国家であり東京都の航海安全目的の灯台設置は国として反対する立場にない。これは決して中国と敵対するものではなくこの地域の安全は両国の利益つながるもので、今後経済的協力の中で相互利益を考えていくべきとする立場を取るべきとして、私は当時野田総理を書生呼ばわりして本の中で批判しました。
今維新の石原代表がこれに触れるのは、今後の見通しとして中国との急激な関係悪化の原因が尖閣国有化と見極め、当事者責任の回避、あくまで野田総理の責任にするもので、石原氏が本当の侍とするなら何故当時の野田総理にその策を水面下で建言しなかったのか疑問になります。当時は中国漁船の自衛艦攻撃的衝突事件の対応を廻り世論も政府の弱腰を問うような風潮でしたね。しかし中国側も日本政府の対応に言葉でこそ領有権の正当性を主張するに留めていた状況でした。あきらかに結果としてみれば尖閣諸島国有化は急速に両国の緊張関係を生んでしまったのです。北方領土問題もわが国が敗戦を宣言したどさくさにロシアに蹂躙された分けですから、また韓国の竹島の領有権主張も戦後処理の李承晩宣言として扱われ、今や実効支配を強めているわけですよね。尖閣国有化は特に海洋資源の絡む領土問題として一層困難な現実を作ってしまったようです。
周恩来首相でしたか鄧小平副主席のどちらかでしたか、尖閣問題は後の世代の知恵に任せましょうと言う言葉に、明確に反対意見を取らなかった以上実効支配しているわが国は、面子の国中国対してもう少し建前上気遣いは必要であったと冷静に考えるべき時のような気がします。
尖閣付近の小競り合いが今後予想される中大きな戦争に繋がらないために、こうなった今も武力衝突に至らないようなお互いの気の遣い方が出来る関係に早く戻さなければなりません。お互いが面子を損なわない妥協点を探り大人の話し合いが出来る関係を、一方で世界の力を借りられるような足場を築いて、わが国の政治・外交は早い段階で人と人の日中韓の強いパイプ作りに取り組まなければならないと、だろう話しでそう思うわけです。

014.03.11(火)更新
 
あの巨大災害から3年経った今も!被災者の不自由な生活は何時まで続くのか!!
今日は東日本大震災から3年目にあたり、このところあまりテレビを見ない私でも特番報道を見て、改めてあの巨大災害の恐ろしさを思い返しました。また3年たった今も生活の再建の目処も立てられない人々がいることは、国政の失態ではないかと言う疑念を持たずにいられません。
防潮堤を作らなければ住居も立てられない。地権者が耕作放棄を希望しているのに予算を付けて農地の再建を押しすめている。その中で女川町の駅周辺にコミュニティーの集約を考える取り組みは私の小説の中の副題のテーマ性と重なり、人口減少と過疎の吸収を先取りしたインフラ整備の効率化に結び付きそうで、早い段階で被災者が安全に住める場所を作る思想に繋がると、私の思いも間違えではないと思いを新たにしました。
大災害の復興は万人全ての希望は叶いませんが、だからこそ国政が被災地復興と将来の安心が見える方向性の全体図を示さなければならないと思うわけです。
福島第一原発で起こる汚染水事故も専業土木作業員が、素人が多く集まるので一から教える手間が大変で被爆染料の問題もあるからイタチごっこと、単純ミスが起こりうるという東電が問題意識を問われるような現状を吐露していました。この人たちは見えない被爆という危険と背中合わせで戦っているのに、何故もっと緻密に年間延べ人数などを計算して被爆限度を考えた作業員の事前教育をするなど、プロの育成と計画的ローテーションを組まないのか疑問になります。第一原発の廃炉作業は東京オリンピックより重大な課題のはずです。人員や資材がなにより優先されなければならない。一日も早く国が全面的に責任を持つ体制を取らないと、取り返しのつかない失態を東電はまた起こす可能性を感じてなりません。
最後に被災者の方々が一日も早く生活再建が出来る将来を、地方行政だけでなく大規模市町村合併も視野に入れて効率的コンパクトコミュ二ティーの創造を、国政が方向性と未来図を示すべきと恐縮ですがだろう話しで考えるわけです。

2014.03.04
(月)更新

 
わが国を取り巻く環境は!一体この先どうなるの!!
昨日テレ朝のTVタックルでは日中韓をテーマに議論されていました。今後日本が孤立するのではないか?韓国の必要以上の日本バッシングは意図的では?今韓国では再び用日の機運が高まりつつあるといろいろ議論されていましたね。いずれにしても感情的になり問題解決の方向性を見失うと大変な事態になるという事がパネラーの意見の大半だったと思います。
私もこのところの韓国の言動には憤りを禁じえませんが、ここは冷静になってわが国は不幸な戦争を謝罪し貴国との国交正常化以降ODAはじめ来出来る限り経済援助をし、その額は10兆円規模とも言われていることも世界に示すべきではないかと思うのです。また今のわが国に戦前のような軍国主義の思想が無いは日本人には常識でも、だから見れば分るだろうではなく、無いものを有るがごとく反日感情を助長するのは好ましくないと、外国に対して中国や韓国が反日教育を続けるかぎり言い続ける必要があるのではないかと思うのです。
一方靖国神社のA級戦犯合祀問題ですが、これも我々日本人が東京裁判のスケープゴートと位置づけしても、外国には戦争犯罪の象徴として映っているわけだから分祀する方向性を示すか、分祀出来ない事情を世界が納得できるように説明し、また総理の参拝もその事情を気遣ったものでなければならいと思うのです。一方的に内政干渉だけしからんとすれば話しは更に硬直し、総理が不戦の誓いをしましたと言っても裏が有るとされるのは明白で、簡単に片の付く問題ではないと思うのです。従軍慰安婦問題も含め政治は表向きに話し合いをしましょうのパフォーマンスではなく、日ごろから水面下に話し合が出来るパイプを作っておかないと、政治・外交の役割を果たしていると言えないのではないでしょうか。過去の不幸は消せなくても、人と人の親交を深めることにより解決の道を切り開くべきですよね。また日本に対する欧米外国の苛立ちは、実はこの辺にあるのではと思うのです。
この状況下でアメリカの国力が衰えれば、先に東アジアの戦争抑止力として中国の軍事力を支持する局面も無いとは言えないでしょう。その時わが国は尖閣いやそれ以上の中国側への譲歩を、緊張回避の対価としてアメリカに求められそうな気がするのです。日中韓の友好関係を今後をどう作るか。アメリカとの関係を今後どう向き合うべきか真剣に今から考えないと、またこの難しい難局を乗り切れる柔軟でタフな人材を育てられる国にしないといけないと、だろう話しで考えるわけです。

 2014.02.23(日)
 組織内村社会の常識(慢心或は安全神話)が重大事故を引き起こす!
今朝、京浜東北線の回送電車が作業用車両と衝突して1両目が大破横転した写真をYahooの記事で知りました。先日の大雪で東急東横線の車両のブレーキが効かず追突し、衝突した前面よりやや後方の連結部分の車両の一部に激しい破損が生じた写真を見せられたばかりです。犠牲者が出なかった事がなによりです。
東急車両は確かアメリカのパッド社の技術提携を経て、スチール(普通鋼板)より錆び難く塗装維持経費のいらないステンレス製で、1枚の鋼板を薄くしても特殊構造(コルゲート→ビート→今ではフラットまで)でより効率の良い軽量化も独自開発し、基準内強度の実現と安全性を確保していると聞いたことが有ります。もはやステンレス製が主流となったわが国では、省エネ高性能が優先された技術力の結晶なのでしょうが、例えばアメリカに新幹線を輸出しょうとしたとき先頭車両前面の絶対強度を保つため鋼鉄製の強度をもとめられ、これに対しシステム上衝突はあり得ないとわが国の技術者は回答したそうです。この絶対にあり得ない神話があの福島原発の大事故を起こしたのに、現在も別の村社会(組織)で脈々と生きていると思うと、わが国の技術者に敬意を払うとともにその別の意味でため息が出てしまうのです。つまり高度な技術力に慢心してしまえば運用面で配慮やきめ細かさが足りなくなり、結果人為的な事故は起こりうるという思想の欠如に繋がりなしないのかと危惧するのです。ちなみに東京メトロと相鉄はコストの割高な日立車両のアルミ製を積極的に採用しています。
10年以上前でしたか中目黒で大脱線事故が有りました。車両の横壁面が脆く剥ぎ取られ多くの死傷者がでた時、電車ってこんなに弱かったっけと先ず思いました。素人考えですが鉄製の車両ではあそこまで破損は無かったのではとも思いました。それぞれ事故調査結果も発表され原因究明もされ、中目黒の地下鉄連絡線のカーブの線路の内側に車輪せり上がり防止対策を強化し、また今回の東急事故では雪によるブレーキスリップと原因も発表されました。技術は色々な仮想をたて安全対策も施されているはずですが、こうして日々事故は新たに起こってしまいます。新幹線のアメリカ側の懸念もこう見ると当然のように思えてきます。日本では確かに新幹線では大事故は起こっていませんし国の誉だと思います。
事故は起こるものと考えるか、技術水準は高く事故は起きていなのだから問題は無いとするか難しい選択ですね。但し輸出先の希望に添えなければ意味が有りませんよね。入口の思想が違うのですから。ハイビジョン放送のアナログとデジタル論争、結果海外が主張したデジタルが主流になりました。ガラパゴス携帯もその例ですが世界基準をもっと意識しなければ、技術力と言っても難しいですね。勿論わが国の対応力に私は今後期待しております。ですからこのような事故が起こらないよう、技術力に慢心せず運用面に常に配慮が欲しいと思うのです。
それともう一言。NHKの籾井会長の従軍慰安婦発言も、自民党の衛藤議員の発言も後で訂正するぐらいなら言うべきではないだろうと思います。世間話ではないのだから。やはりここでも村社会の中の常識に慣れて、一般の常識とてらした時そのギャップに尻尾を丸めてしまうのなら、やはり話す場所を考えて理解してもらうという姿勢がないと、このような見苦しい結果になるのだと思います。また追求する側にも世界が見ている意識がないと国益が損なわれるような気がします。我々日本人がそれぞれの村の外で発言するとき、特に気を付けなければいけないなと、だろう話しでそう思うのです。






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