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保管No-102

           bakuのブログ ある日の風景(017)
桜島・秋の旅で(修学旅行、軽井沢の思い出に耽る)        (ameblo 2017.09.09 掲載)
(掲載日:2017.09.09)
桜島へ2017.09.29(鹿児島旅行)

   
昨年9月下旬、鹿児島港桜島桟橋からフェリーに乗り、桜島港に向かいました。
船内は広々として快適でした。 日中なら15分おきに、夜間でも時間に1本、終日運航しているんですね。
写真を見ながらですが記憶がはっきり甦ります。

   
船は航路の中間あたり。デッキに出て写真を撮ったり、潮風に吹かれて旅気分を満喫します。
朝曇りだったけど、雲が少しずつ切れて青空がのぞくと、この日も暑くなる予感。でも、航路を照らす朝の日差しがとても気持ちが良かった。

   
レンタカーで島内を西回りに走ります。このー木何の木、気になる木~。
ガメラの頭の様な形でせり出して、道路を覆っていました。断続的に長い所で100Mくらい木のアーチが続きます。

   
桜島・錦江湾ジオパーク、黒神ビュースポットです。桜島は雲が中腹までかかっていて写真撮りは消化不良を起こしそう。
でも雲が噴煙の様に間近に迫るようで、雄大な存在感にド迫力を感じました。

   
一つ目の目的地、黒神埋没鳥居に着きました。
1914
(大正3年)の大噴火で3Mの鳥居の下2Mが軽石などの火山灰で埋まってしまったそうです。

災害の恐ろしさは勿論ですが、隣には中学校の敷地、そして民家も有り、災害なにするものぞ、生きると言う事の逞しさを感じました。
そうこう考えている内にも、私の感受性は関連性のある思い出に飛んでしまう特徴があるようです。一人旅だと尚更に。

2016.桜島の秋の旅で、何故か軽井沢、修学旅行の思い出に耽る。

…子ら燥ぐ二県を跨ぐ案山子かな…
 小学校の修学旅行で軽井沢・鬼押し出しに行った時、浅間山の大噴火で50段から上15段になってしまった鎌原観音堂の階段と、境内と階段が長野県と群馬県の境にある熊野神社を見学したのを思い出しました。
 両足で二県跨ぎをしたっけ。皆で、数珠つなぎの案山子の様に……。

…学び舎の初めての旅千秋楽… …初めての外泊友との千秋楽…
 宿泊は中軽井沢で、中野区の保養施設だったのかな。親と離れて泊まるのが初めてだった。友達との距離がより近くに感じた初めての経験だったのに、別れの巣立ちはすぐそこに迫っていた。
 遠足がミニイベントなら修学旅行は大イベント、千秋楽なんてね。



…友等の支え実りなり赤蜻蛉… …赤とんぼ友等笑顔と幾年ぞ…
 次に軽井沢を訪れたのは二十歳位で、残念ながら一人は他界したけれど、今も付き合いのあるバイトで知り合った仲間たちの内の四人組だった。最近は合う機会がめっきり少なくなってしまった。しかしその分、会える日が楽しみでもある。
 今こうして振り返ると、人生の所々に大イベントと言うべき千秋楽が見えている。
 
ほら、首を垂れた稲穂を愛でるかのように赤蜻蛉が、みな親しそうに集まっている。
 楽しい事ばかりではなかったけど、今こうして人生を振り返ると、所々に良くも悪くも大イベントと言うべき千秋楽が見えてくる。


   
さて、桜島の旅に戻ります。
奥に進み、振り返ってもう一枚。更に森の中を進むと腹五社神社の社が有りました。

   
見晴らしの良いところで桜島を見ると、雲がまだ山頂を隠しています。

   
大隅半島側に出ます。

佐多岬へ

この後、垂水から佐多街道をひたすら南下して、九州最南端の佐多岬まで行きました。
歳を顧みず頑張って車を運転したのに、佐多岬公園まではこの日から工事通行止めとなり、モニュメントのある場所まで町営送迎車で行くことに……。

   
昨日まで通れたと聞いたのでちょっと残念でした。
それでも、途中景色の良いところがいくつもあり、所々ハイビスカスが路肩に咲いていました。

桜島から仙巌園へ

   
再び桜島に入り、今度は東側を走ります。

   
桜島観光の最後に、鳥島埋没地に寄りました。山頂は雲を被ったままです。
帰りもフェリーに乗り、その後仙巌園に向かいました。

   
仙巌園で反射炉跡も見学しました。大砲は薩英戦争で一泡吹かせた150ポンド砲の復元です。
お由羅騒動もなく斉彬公が長生きして、集成館事業(富国強兵・殖産興業政策)の中断がなければ、性能はともかく国内で一早くアームストロング砲を作っいたかも知れませんね。

   
正門は明治の廃藩置県で住居を移された時、鶴丸城から移築されたそうです。大河ドラマ篤姫では、薩摩藩邸江戸屋敷に見立てられたそうです。
来年のNHK大河 “せごどん”でも、きっとロケ地になるのでしょう。
示現流展示室には、映画「半次郎・・・中村半次郎(桐野利秋)」のポスターと、ビデオ映像が流れていました。
来年 “チェストー” が流行りそうですね。語源は「知恵を捨てよ」という説があります。


   
仙巌園からの桜島は良かった。

   
ホテルに着いたら、漸く桜島がほぼ全体の形を見せてくれました。

   
ホテルから直ぐの鴨池港から、バスで鹿児島中央に行き、市電に乗り換え市内をぶらり……。
ちなみに夕食は黒豚とんかつでした。またこの日の運転距離は300km以上でした。


では、今回はここまで。
お付き合い有難う御座いました。


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