⇒ 保管No-70 bakuのブログ 旅と電車と私(0017) 一畑電車に乗る。そして出雲大社へ (ameblo 2016.07.15 掲載) (掲載日:2016.07.14) 一畑電鉄に乗る。 一畑電鉄松江しんじ温泉駅から、急行津ノ森駅行に乗ります。 旧京王5000系の改造車と旧南海車両が停車中でした。 宍道湖の景色は、雨が降ったり止んだりです。 この電車、津ノ森から回送となり車庫の有る雲州平田駅に向かうようです。 次の電車まで約20分、駅の周りをうろちょろしている間に、電鉄出雲市行の電車が到着しました。先ほど乗って来た電車と外観は同じですが内装は…… 2名・4名用のBOX席の電車で、乗り換え駅の川跡まで行きます。 途中、一畑口駅でスイッチバックです。平地のスイッチバックって珍しいですね。確か、小田急江ノ島線藤沢駅もそうです。 川跡駅で大社線、白地に赤帯しかもヒゲ付きの初期京王5000系塗装に乗り換えです。 お客さん! 危ないですよ!! 柔らかな口調と笑顔で軽く注意されました。 で “すいません” と言葉を発しながらも、ちょっとだけよ! と甘えて踏切内で写真を撮ります。(笑) この後、ほぼ一斉に3方向に向けて出発進行…であります。 出雲の地で、京王5000系に出会えるとは…… 左の写真・・・京王5000系は僕の成長期の象徴のようなものだから、懐かしい雄姿をネット上から拝借しました。右の写真・・・一畑電鉄松江しんし温泉駅に停車中の、赤帯ヒゲ付き旧京王5000系です。 昔の写真は、旅行先の記念になるものを背景にした人物写真ばっかりで、僕の手元に電車単体で写したものは1枚も有りません……トホホ。 詩 京王5000系の想い出(再校) あれは中学の頃だっただろうか…… 明大前から特急に乗ると 調布・府中に止まるだけ 圧巻はつつじヶ丘駅を通過するときだった 仙川・つつじヶ丘・柴崎 この区間の下り勾配を特急電車が唸りを上げて疾走する 少年は運転席越しに前方が見渡せる位置に陣取り 勢い景色の飛び込む速さが その日好き娘につれなくされ ふさぎがちの気持ちを一転躍動させた 何て不思議なんだろう もうあの娘の笑顔がそこらの宙を舞っている 明日の君はきっと微笑んでいる 明日よ 早く来い すると5000系が囁いた 明日は良い日に決まっているさ “気分はどうだい” と 僕は明日が待ち遠しくてしかたない あの日…… 少年にとって電車は いつでもゆりかごであり偉大な存在だった 平成26年5月25日 出雲大社へ 出雲大社駅から参道を進みます。 ここから境内でしょうか、木の鳥居をくぐります。 ちなみにこの付近にある○○○という旅館が、竹内まりあさんの実家だそうです。 あいにくこの時耳にしている曲は、来生たかおで “挟み撃ち” でした。 拝殿手前右側に……、ムスビの御神像で、大国主大神が幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)を授かるシーンだそうです。左側には因幡の白兎の物語を現したものも有るそうですが、それには気が付きませんでした。 拝殿でお参りをして…… 本殿八足門前でも、二礼・四拍手・一礼が作法だそうですから、間違わぬよう厳粛な気持ちでお参りしたら、願い事をするのをすっかり忘れちゃいました。 大注連縄の神楽殿に行くのも忘れたし…ダメだ、こりゃ! 古代出雲歴史博物館の滞在時間が長くなり、行きたかった稲佐浜・日御碕は行くのを諦めたので、旅友が同行できるようになったらもう一度来ればいいやと思っています。 最後にちょっとだけ……。JRと言うより国鉄と言った方がふさわしい趣の、大社線(廃線)大社駅に寄りました。荘厳であり厳粛な空気が漂い、現実がすっと吸い上げられて別次元に連れていかれそうな錯覚を感じてしまいます。 僕が青春の真っ只中に戻ったとしてもまだ足らぬ、尚古き時代の息吹を平成の今に伝えていました。昭和で会った人達……。そう、今にも現れそうな臨場感なのです。 では、今回はここまで。 お付き合い有難う御座いました。 ページトップへ ⇒ |