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保管No-071

              bakuのブログ ある日の風景(001)
一畑電鉄・デハニと映画 ”RAILWAYS”                (ameblo 2016.5.07.29 掲載)
2016.07.28掲載

一畑電車、展示車両デハ二52号車の中へ……


   

出雲大社駅を出て裏手に回ると、映画 “RAILWAYS” で見た電車が保存展示されていました。
確か……、
会社のリストラで工場の閉鎖を指揮する立場の主人公が、同期で友人(工場長)の不慮の事故死と母親の看病を契機に、故郷の畑電運転士に転職するというストーリーでした。


   
2010年の映画だからリーマンショック不況後の時代背景があり、昇格を目前にして会社を辞め少年の日の夢を追いかけるという、人生の転機がドラマチックに描かれ希望を貰える内容でした。
主人公の家庭に経済的混乱は無いものの、個人の人生と家族、或いは社会との関わりを考えさせられました。
何を優先するかで、人生も大きく変わりますからね。


   
規律・規則が若干苦手な私ですので恨み言では有りませんが、、身の処し方の決断を迫られる場面は当然ありました。
今思えば大袈裟になりますが、その当時私としては不本意を呑み込み生活の安定を優先にしました。
後悔はありませんけど、だからでしょうか、来世ではこうしたいなどと望みが強くなるは…(笑)


   
そんな時恋人や友人達の存在は支えでしたが、映画を見て感情移入したり、仮想現実を展開して希望的物思いに耽る事も結構楽しかったり、それなりに現実の重圧を避け気分転換していた様な気がします。
となれば単純な小生の独壇場、思い悩むことも急に馬鹿々々しくなり “今日と言う日を楽しく生きなくてどうする” と突然飛躍する訳です。
そう、現実に添わぬ夢だって仮想して楽しめばよしとなり、当時ストレスの多い小生にとってこの対処法は結構助けになったような気がします。要するに開き直りですね…あくまでも、いい意味のですよ(笑)

  
 

   

だから今振り返っても、想像を膨らませて夢を見るって良いと思うのです。
叶う、叶わないなんて関係ないんです。
夢は単に見るだけではなく、近づくための努力もしますから……。




言霊ではなくても、ひょっとして夢霊(ゆめだま)になるかも。(笑)

   
さて、現実に戻り専用口から入ると、デハニの特徴荷物用スペースがあり客室が中扉で仕切られていています。 そして運転席。今思うと、座って運転席からの眺めを1枚撮っとけばよかった…ちょっと残念。

   
客室内には映画の広告看板が展示されていました。

   
反対方向に進み、中央の窓越しの現実の景色はしっとり雨模様でした。


では、今回はここまで。
お付き合い有難うございました。


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