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保管No-077

              bakuのブログ ある日の風景(004)
見返りの滝                            (ameblo 2016.5.0916 掲載)
2016.09.15掲載

   
遊歩道入り口に俳句の掲載・掲示板が有りました。三番目の句がこれから見るのであろう滝の姿に、期待する気持ちが描かれておりました。
僕はこの方の感性に似ていると言ったら失礼でしょうか。何だかワクワクしてきました。創作意欲も自然高まります。
そう言えば唐津城内にも俳句の投函箱がありましたし、寂びの気風みたいなものを感じます。

   
舗装道路の向こう側に渡ります。
季節は7月下旬、日差しに晒された道路は体が焼けるくらい暑いけど、川沿いの遊歩道に入ると若干涼しくなります。


   
ですが、この遊歩道。結構起伏が有りまして、素直に舗装道路を滝の側まで車で行けば良かった “しまった” と思いつつ歩き続けます。
そして、最後の難所越えると……


   
歩く事10~15分程、お目当ての滝が目に入ってきました。やったー …
正直そういう気持ちです。多分皆さんには大した苦労にも見えないでしょうけど、僕にしたら心臓バクバクいわせ、ついでに汗もダクダク流し、ようやく会えた涼景でした。
これくらいの苦労で、ちょっと情けないかな…(笑)
でも、目的の景色を見るにしても少しでも苦労を感じた方が、感動も達成感も大きくなるものですね。


   
一番近くまで来てみると、岩肌が荒々しくそれでも壮麗な背の高い滝でした。思わず飛沫の降り落ちてくる源はと見上げると……。
今年の春先でした。

天水の 満たる桜 堤かな 一羽の高き 舞い五郎山
                          ・2016.04.13詠み
見上げた信州高遠城址の広がる桜堤が、大空を天水の様に満面と湛えていた光景が思い返されるように、この時は見上げた真夏の青空の天井から降り注ぐかのようで、浴びる滝飛沫は心地よい涼でありました。



   
勇壮な雄叫びを後にあじさい橋まで道を下り、滝名(見返りの滝)の頃合いかと振り返ってみると、すでに滝も一筋細くなり風が吹けば揺られるかの様にその姿は柳腰、柔らかき女滝に変化したかのように、美しき姿を僕に見せてくれました。

   
もう一枚撮って、遊歩道入り口の駐車場に戻ります。

  
 
遊歩道入口駐車場の近くですが、食事処かな。それと、唐津線本牟田部駅付近を走る気動車を撮りました。


では、今回はここまで。
お付き合い有難う御座いました。


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