⇒ 保管No-089 bakuのブログ ある日の風景(011) 貴船神社(京阪神冬の旅より) (ameblo 2017.02.14 掲載) 2017.02.23掲載 叡電で貴船神社へ(2016.11.28) 京阪本線出町柳駅に着きました。壁掛けの絵は鞍馬の火祭りでしょうか。 “お京はん” の写真は無いないのかな。 観光列車きららに乗り込み貴船口に向かいます。 大混雑は貴船・鞍馬まで続くのかと思っていたら、京都精華大学前でかなり空いてしまい、車内は急に寂しくなり貴船口で降りる人も数える程となりました。 ホームに降りると急に雨が降り出したので、急遽バスに乗り貴船神社に向かう事にしたのですが……。 旅の夫婦の後ろ姿に、亡き父母を想う… …夫婦旅見送る肩に冬の雨… …バス来ると言えず夫婦に冬小雨… 貴船神社行のバスは15分毎に増発されていて、それを知るか知らずに夫婦らしき一対の後ろ姿が小雨振る道を歩き出したのです。 気になるならバスが有りますよと一声掛ければ済む事なのに、何だかそれが出来ない。余計なお世話と思う躊躇からから、ただ見送るだけになって少し決まりが悪かった。 …好一対冬雨の中も楽しかろう… …傘一つマフラー寄せ合う二人旅… でもこの二人の後ろ姿は、小雨降は承知の事かどこか楽しげ見えたから、それはそれでよかったのかも知れない。バスに乗った頃には雨も止んだから猶更よかった。 そう言えば父も旅行が好きで、母を連れては何処かへ出かけていたっけ。仲睦ましさがこの二人に重なって、懐かしくまた憧れを見るような感じと言えばいいのだろうか。 …父母旅行まっぴら子にも冬温し… 若い僕は両親の旅行に同行するのはまっぴら御免だった。そうそう最寄りの駅、また親父の強要で箱根・伊豆なら車で送らされた事も有ったなぁー。 でもね、いつも思っていたんです。この両親の子供で良かった。いい夫婦だなって。 今日は特別だと、両親が駄賃を弾んでくれたからではないですよ…(笑) (※母の7回忌を済ませた後なので、前回の母と子の題材もそうですが、しみじみと両親の居た日々を思い出しました。歳をとったせいかその実感がつい此間の事のようです) さて、バス折り返し所から貴船川沿いを歩きます。 深い渓谷を予想していたのですが、思いのほか柔らかな印象の川でした。 5分も歩かない内に朱塗りの鳥居が見えてきます。 有名な川床もこの辺りがメインになるのでしょうか。 そして、鞍馬寺に続く山道の入り口が有りましたが、悲しいかな無理の効かないこの足では到底無理です。 山峡を想像いていたのですが、山の中腹の境内から街道側の眺めは良くて、東屋風の休憩所で寛ぎながら談笑する旅人達で賑わっていました。 さて、出町柳に戻るといたします。 帰りもきららでした。その車窓から良い眺めを撮りました。 この日は、他に下賀茂神社・平安神宮・蹴上インクライン南禅寺船溜り・嵐山へ行きました。 アップダウンの軽い道のりを歩数計は3万歩を越えて、足腰の疲労感と右足の痺れは半端有りませんでしたが何時ものひざの痛みが出ず、ホテルの熱めの湯船に浸かると翌日はケロリと回復していました。 いつもこうだと良いのですが…(笑) では、今回はここまで。 お付き合い有難う御座いました。 ページトップへ ⇒ |