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保管No-093

              bakuのブログ ある日の風景(012)
勝沼ぶどう郷(2017.04.12)                     (ameblo 2017.04.21 掲載)
2017.04.20掲載

甚六桜公園


   
旧勝沼駅構内に植樹された桜の名勝で、現在の勝沼ぶどう郷駅に隣接していました。
昔使われていた塩山寄りホームの一部も残されています。


   
駅名標の “かつぬま” そして次駅表示の “はじかの” と、旧駅名になっているのが良いな。
勝沼は昭和43年(1968)まで通過可能なスイッチバック駅だったとか。甲府寄りの本線から停車する列車だけがこの駅に入線したそうです。
土讃線の坪尻駅に似た構造をイメージしますが、往時は葡萄の出荷が主で駅構内は2キロにも及んだそうです。


   
満開の桜に見送られて、電車は次の駅へ向けて走り出します。

勝沼ぶどう郷・満開の甚六桜公園にて……

…青きそら集う仲良し花の笠…
「皆さん楽しまれましたか。次は塩山に向かいます。なお乗車券は190円です」
 連なる花の笠の下に、10人ほどの団体さんかな。幹事さんの声もどこか張りが有って、僕も楽し気なざわつきに混じって「はーい」って、つい言っちゃいそうでした。

…とき走る幼き恋のめかりどき… …時走る君が気になるめかりどき…
 子供の頃の春の遠足。異性をハッキリ意識してはいないけど、何となく好きな子がいて、バスの席が近くになりお菓子を分け合うとき、ちょっと手が触れたりすると妙にワクワクした。
 遠い記憶なのに陽気に誘われたものか、節目のお告げのようにひょっこり首をもたげた。それは春の日のうたた寝に、過去に憩う穏やかな正夢を見る様な爽やかさだった。



…遠足の遠い夢見る節目越え…
歳を取ると少しずつ子供に帰ると言うけれど、こんな気持ちで居られるならそれも悪くない。
映画に引き込まれるように、思い出をスクリーンにしたら実話だから逃げもしないし、そりゃー臨場感この上ない。

歳を取ると思い出たちと会話が出来るようになる?
取りあえず、今年はもう少し旧友達と会える機会を増やそう。現実も大切だから……。


   
もう少し歩きます。道路に下りて公園の桜を見上げてみました。 これもいいな……。

   
ホームに上がると、下り列車がタイミングよく入線です。

   
ホームの塩山よりの突端に撮影者が2人いて、こんにちはと迎えてくれました。
NikonCanonをお持ちなので、邪魔にならないように甚六桜と駅を通過するスーパーあずさを先ず取りました。

   
上りの特急かいじと普通列車です。
皆さんの話だと桜の枝がかなり切られたようです。本来なら花がてんこ盛りなのに、今年はスカスカになっちゃって……と言ってました。

   
ホームを新宿寄りに移動すると、下りの特急列車の通過です。

   
続いて下り普通電車が到着。

   
駅の新宿寄り。大日影トンネル側には、駐車場やEF64-18電気機関車が展示された広場が有って、数組の家族連れがシート敷いて花見の昼席を楽しんでおられました。(※旧大日影トンネル遊歩道は現在閉鎖中です)

では、今回はここまで。お付き合い有難う御座いました。


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