HPトップへ   ブログTOPへ 
    
  bakuのブログへようこそ  
amebloに記事掲載中                       






他の記事の閲覧は、一度ブログトップページに戻りください。ブログTOPへ

保管No-95

           bakuのブログ 旅の道草(041)
函館へ                          (ameblo 2017.05.06 掲載)
(掲載日:2017.05.06)
京急・八ツ山橋鉄橋

   
京急品川駅ホームから八ツ山橋を通過する電車を撮りました。
左下に見える山手線留置線に京急品川駅が地上24線に移動され、JR線・新幹線そして京急が地上駅となり、東西の行き来がしやすくなるそうです。
2020年以降着工で、八ツ山橋踏切の高架化が予定されており、となると撮るなら今のうち。
完成後は最大傾斜50‰(パーミル)を上り下りすると言うのだから、島根の江島大橋の様にこちらは電車のベタ踏み坂という新名所になりそな……。

函館に着きました

   
函館空港に着陸寸前に函館山が見えました。

  
 
函館駅前から市電に乗ります。

   
末広町電停から100M位先の右側に旧相馬株式会社があります。
観光スポットにも載せられていたので寄ってみました。

   
早速、市電とセットで撮影。

   
そのまま函館山を望むと、基坂通が真直ぐ旧函館公会堂のある元町公園に延びています。
建物は1910・明治43年建築(シンメトリー・コロニアル様式)で、ブルーグレーとイエローの配色が印象的でした。

   
元町公園から基坂通。そして函館湾と松前半島の眺めです。
はてと…、箱館奉行所跡の標柱が片隅に有りました。と、すると……
“ 太平の眠りを覚ます上喜撰たった4杯で夜も眠れず ” 宇治の銘茶上喜撰を蒸気船と掛けて、黒船来航に右往左往する幕府を皮肉る幕末狂歌が有名ですね。
日米和親条約で下田と箱館が開港されると、海から丸見えの奉行所は不都合と、五稜郭内に移されたという次第にございましょう。

   
函館山ロープウエイの方向に歩きますと、直ぐ八幡坂通に差し掛かります。
坂と市電と函館湾の組み合わせ撮影スポットです。外国人が多いのに驚かされました。

   
ではもう一枚。

   
更に歩くと今度は右手に、函館ハリストス正教会の門構えに誘われまして。
大正5年の再建だそうですが、箱館開港時代のロシアの遺産も見てみたくなりました。

   
聖堂内に入ると正面に聖像配置の祭壇があり、よく分からないものの人の心を救い安んじようとする表現の共通性として、去年の暮れに行った東寺の立体曼陀羅を何故か頭に浮かべていました。
聖障(ICONOSTASIS)に向き合い椅子に座り、長い時間滞在されている女性観光者も見かけました。

函館山へ

   
車内から、対向のロープウエイと函館湾です。

   
左が函館湾で右は津軽海峡から外洋が広がります。
その間に函館の町が鼓を寝かせたように両方末広がりとなり、固有の美を誇るかのようでした。


   
徐々に日が暮れてゆきます。当日の日没時間は1830分。

   
そして、いよいよ函館の夜景です。滞在時間は約2時間。素晴らしい眺めでした。

函館の夜景(一日の変化を題材にしました)

…鍵をかく行く手の朝に燕啼き…
 出掛けしなに燕の飛来を目にした。入れ違に旅に出る僕の荷物は意外に軽く、足の進みも何時もと違っているそして午後には函館に着いて、こうして夜景を目の前にすると何だか不思議な気分になる。遥かな距離を移動する燕たちは、一体どんなだろう……。

…春旅や一日二百里手を抓り…
 便利を手に入れた現代人であっても、近距離エリアで一日を過ごす事が多い。だから遠距離移動の感動のシーンの一日の変化の差に、夢うつつどっちつかずの怪しげな感覚になるのだろうか。手の甲をつねらなくたって、明日になれば自然解消されるけど一応やってみた。



…マッハの翼ありがたし春夜景…
 マッハ0.9の文明の翼を借りて、何の苦労も無く遠出の旅が出来きてしまう。しかも工夫一つで誰もがリーズナブルにその恩恵を受けられる。好きな電車・風景の写真もたくさん撮れたし、いい時代に生まれ合わせたなとつくづく感じます。その上に、漆黒に浮かぶ函館の夜景を実際に目の当たりしたのだから……。



それにしても、近隣のアジア人観光客が多かった。
特に日没後のロープウエイは5分間隔のピストン輸送で、屋外の展望スペースは身動きが取れないくらいの混雑でした。
札幌の藻岩山でも感じた事だけど、仮に外国人観光客が激減してしまったら、観光地の事業運営も厳しくなり景気や雇用にも影響が出るだろうと、勢いに圧倒されつつ平和であればこそだと思うのです。

余談ですが、インバウンドは年間1900万人を超え経済効果も約39千億に達し、アウトバンド人口を若干越えたようです。
マナーに付いても特に気になる事も有りませんでしたし、皆が仲良く旅を楽しめるような平和な世界であれと願うばかりです。
但し一つの心配が存在します。特に隣国の大国中国には、我が国の主権(この場合領土)を一方的に犯す挑発行為を即時止めるようお願いしなければなりません。
こうして庶民レベルでは平和を享受し仲良くしているのですから、力にものを言わす行為は即時止めましょうと言いたいのです。

53日憲法記念日に総理の発言が有りました。
そして憲法改正に国民の半数近くが賛成に傾くのも、お隣の大国の一方的圧力と北の核の脅威に危機感を持ち同盟国のとの繋がりの強化が必要と考えるからでありましょう。
しかしそうであっても、我が国が一方的に隣国の主権を脅かすことは無いと信じています。
それは憲法91項・2項の精神を残しつつとする改正案で有るからです。
何にしても平和が一番です。そのために緊張関係を絶対作らない事が肝要となります。



                                  ページトップへ 

他の記事の閲覧は、一度ブログトップページに戻りください。ブログTOPへ




                ページトップへ