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保管No-095

              bakuのブログ ある日の風景(013)
来宮神社(2017.2月下旬・春旅より)                (ameblo 2017.05.20 掲載)
2017.05.19掲載

   
鳥居の前に、しかも真ん中に謎の黒い物体。
邪魔だなぁーと思ったのですが、近寄ると自撮り用の専用台でした。
昨今、自撮事故が増えているそうだから、気が利くと言うか優しい配慮ですね。
参道・境内の数か所にありました。


   
参道右側の「第二大楠」を早飲み込みで天然記念物の大楠と間違えて、お目当てが本殿の左奥に有るのに気が付かなかった。
驚くほどの大きさではないので “おかしいな。他の場所にあるのかな” とは思ったのですが……。
すぐ忘れてしまう
注意力散漫と記憶力の悪さが恨めしい…(笑)

   
本殿に向かい右手に大岩が有りました。蜷局を巻いた蛇が岩の上に……。
水辺の丸い石は龍の卵だとか。


   
来宮神社例大祭の御鳳輦です。(新暦七月十五日、御鳳輦は四十二才男子に担がれ町中を練り歩き、故事に基づき東海岸で海中へ入る神事)
千三百年前和銅三年六月、漁師が熱海湾で漁をしていたとき木像らしき木の根が三度も網にかかり近くにお祀りしたところ、その夜の夢に現れた童子により五十猛(イソタケル)命のご神託を告げられたため、七本の楠の洞のあるこの地に遷祇したのだそうです。
地名は、五十猛命が木の神であり木の根を御神体とした事から木の宮、そして来宮となったようですね。
また、麦こがしを供物にしたことから “こがし祭り” と言われ、道案内役の猿田彦の撒く麦こがしに触れると、無病息災・身体健康の御利益があるとされています。

八世紀初頭と言うと、皇朝十二銭の和同開珎の鋳造や大宝律令が施行された頃です。国家の体制が整っても庶民の暮らしは、いったいどうだったのでしょうか。
その問いを、さらっと現代の庶民生まれで良かったと解きますと……
さて…来宮神社例大祭 “こがし祭り”、気分だけはもう来るつもりになってます(笑)


   
少し離れたところで、一礼して帰ります。

   

雨の舗道(来宮春旅・詩と三句と詠み歌)

…眼鏡橋春のウインク雨光る…
 帰り際、春の雨が降り出した。鳥居の先の眼鏡橋の上を電車が走る。橋は右目をつむり、左目を開けてウインクしている。一筋の光が雨の舗道に放たれ足元まで届いていた。

…雨の夕まちの灯舗道はる見つけ… …雨の夕まちの明かりの暖かく…
 僕は小さい頃から太陽がキラキラしている中に居るのが好きだった。雨の日の夕方は気が塞ぎがちになる。すると“明日はきっと晴れだよ。明日が駄目でも明後日があるさ” 街の灯がそう囁いたような気がした。



…昨日明日の物思い春の雨…
 何の問いかけだろう。寂しいと感じても割と平気で楽しさの中に居ても孤独を感じたりもする。裏腹は対を為しバランスを取るものだろうか。思い出をただ過去とすれば寂しい。事実とすれば温もりを感じて未来にもつながる気がする。そうだそれで良い。多くを望むまい。かの一握の砂も掴もうとする気持ちが愛おしい。雨の日の物思いは晴れの日を輝かせてくれる。ならいっその事、春の雨だ! この身を打たせてみようか……。


   
雨の来宮駅です。


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