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     恋愛小説 『箱庭の恋』  
   
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      短編小説『此岸椿2021』
   
 
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 『小説箱庭の恋』の上梓を機にブログや詠み歌などを始めました。
 若い頃に詩や短歌の創作をしておりましたが、勤め人時代あれこれ気ぜわしく筆を執るのを久しく忘れておりました。
 それが歳をとり図々しくなったせいか、若い頃には書けなかった風変わりな恋愛小説を取り合えず書き通すことが出来ました。面白いかどうかは無関係ですけど…(笑)
 作品の良し悪しと言うより、生きた証みたいなものが欲しくなったといった方がいいでしょう。未熟を承知の上で始めましたが、書いただけには終わらせたくなく本小説は現在も三度目の書き直し中です。
 歳を取ることは悪い事ばかりじゃありませんね。夢中で取り組むことが出来る喜びがあります。風変わりは小説か本人か分らなくなりました。
 末筆でございますが、宜しければお越しいただいたご縁の一興として、お受け止めいただければ幸いと存じます。


 ※小説箱庭の恋・アラカン康平の場合は、アンダーグランドの純愛ストリー
初老の単身男性和泉康平の恋愛は、どうあるべきかではなかった。
 この男にとって生きる事は白黒善悪でまわると言うより、むしろ相対の調和で成り立つていた。
 もはや男の恋愛において聖も俗も例外でなく、相対の合わさり、つまり彼の自然体の中で偶然出会った恋の物語なのである。




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